[対象になる方]0歳~6歳で、受給者証をお持ちの方
特性のある子どもへの早期療育は、限られた時間との闘いです。
幼少期は人生で最も脳機能が発達する時で、何でも素直に吸収・学習できる柔軟性があります。しかし、成長するにつれ思考が固まり、特性が強くなり、拘りも出てきます。本来スムーズに学習できることが、大人になってしまってからでは間に合わなくなる、あるいは何倍も時間がかかることがあります。例えば言語の獲得についてです。3~5歳くらいまでに基本概念が備わると言われております。
そういった意味で、柔軟性のある幼少期を逃してしまわないよう完全個別のプログラムを作成してトレーニングし、ベースを作っておかなくてはならないのです。それがアリスファミリーサポートの考える児童発達支援事業の役割です。
子どもの成長に遅れがあるとはいえ、この時期しかできないトレーニングがあります。
アリスファミリーサポートでは
個々の状態を把握しながら潜在的な力を引き出す(目覚めさせる)よう、能力を最大限に伸ばせるように関わっていきます。
そして得意・不得意なことを見極めながら、得意なことをベースにして 不得意なことは支援側の工夫によって出来るようになり、自信がつくように繋げていきます。
言語獲得を進められそうな子どもには、正しい音(母音・子音)を出すことや発音の仕方のトレーニングを進めます。それ以前の発達段階の子どもには、絵カードやジェスチャー、タブレットなど使って視覚的なコミュニケーション方法の獲得を促します。どちらの子どもに対しても気持ちを伝えるスキルをトレーニングし、感情表現を身に付けていきます。 知的障がいの中度・重度の方に、どうやって気持ちを伝えられるようにするのか、それを見極めて個別にトレーニング方法を生み出すのがアリスファミリーサポートの特徴です。
保育所・幼稚園にアリスファミリーサポートの支援員が直接訪問し、保育士さんと連携を取りながら子どもが集団活動にスムーズに参加できるよう、課題となる行動の改善を支援します。
そして行動観察、担任の先生と打合せし、具体的な改善策を考えアドバイスします。
常に利用者さんの立場にたって働ける環境を提供し、これからの暮らしに笑顔と生きがいを持てるような支援、また、大切にされ、思いやりと助け合う気持ちを持ち続け作業を行えることを支援しています。